相場戦略研究所


 米国保険・金融大手会社の『コンセコ社』破綻 

(6)米大手保険金融企業が破産:全米史上3番目の倒産資産規模14.12.18

 保険・金融の大手「コンセコ社」(本社・カリフォルニア州)が近く会社更生法(チャプター11)を申請して事実上倒産すると、18日のウォール・ストリート・ジャーナル紙が伝えた。しかし、同社子会社の生命保険会社の契約などは残される見通し。同社の倒産は資産規模でみると、ワールドコム(1070億ドル)、エンロン(634億ドル)に次ぐ規模で552億ドル(約6兆6240億円)。

 倒産の直接原因は米バブル当時の1998年に64億ドルで買収した 不動産投資会社の破産で、その不良債権をかかえたまま自力再生ができなかったという。




ジョージソロス氏の発言抜粋

『国際金融システムは事実上破綻している。今、世界経済は、デフレと不況に陥る瀬戸際に立たされており、ブラジルがデフォルトに陥るような事がことがあれば、一気に大不況(大恐慌)に転落しかねない』

ジョージソロス氏が指摘しています、このブラジルですが、19日付け報道によれば、ブラジル中央銀行は、翌日物銀行間金利を3%引き上げ、一気に25%にまで引き上げる決定を行ったようです。

インフレ率は10%であり、この25%という金利は、異常な水準になります。

如何にブラジル国内で資金繰りが苦しくなっているか、これからもよく読み取れますが、IMFは、必死で支援を行っていますが、ブラジル経済は、IMFが救える規模ではなく、近々に、ジョージソロス氏が警告しています、ブラジル破綻が現実化することになるかも知れません。

もし、これが起これば、世界は大混乱に陥り、金融取引は麻痺し、世界規模で金融危機が勃発することになります。

このように警告する専門家もいます。

『今後、世界経済の状況は更に悪化する恐れがある。 金融危機は多くの場合、大手銀行や投資会社の破綻を招く。 投資家や預金者の間に不安が広がれば、恐慌が起きかねない』

昨日は、米国で史上3番目の経営破綻が発生しています。 米国保険・金融大手会社の『コンセコ社』ですが、負債総額は6兆3,000億円となっており、日本のマスコミはこの経営破綻を、ほぼ封印していますが、今後、物凄いダメージを金融市場に与えることになります。

世界の金融市場の<軋み>は、極限まで拡大すれば、大破綻を起こします。 今、その時期が迫ってきているといえると思っています。



 



相場戦略研究所